様々な必要経費を節約することができれば、それだけ日々の生活が潤います。
実際、今の収入を増やすことは、何らかの副業でもするか給与のいい会社に転職をする以外に方法はないわけですから、収入を増やそうとするより支出を減らそうを思う方が楽なのです。
実際には、食費も光熱水費も十分節約して、これ以上減らす場所がないということも事実です。
ですが、みなさんが案外気づいていないのが「家賃」や「住宅ローン」の節約です。
上手にやれば、これらの部分でも十分節約することが可能なのです。
家賃の節約
まず、収入にあうだけの場所を借りなくてはいけません。
一般的に、生活費を無理なくやりくりしていくには、家賃は月収の1/3以内」と言われています。
それは住む人が何に重きを置いて生活し、どこにお金をいくら使うのかによって変わってきますよね。
私自身も一人暮らしをしていましたが、経験上、実際に1/3を家賃として払って生活していくのは、少々厳しいです。
最近では敷金が不要な賃貸物件もありますし、仲介業者が入らない個人の賃貸物件であれば、直接値引き交渉も可能です。
ただし、入居前に交渉しておかないといけません。
入居後の交渉は他の借り主とのバランスも考慮しないといけないので、まず家賃の値引きは不可能と思いましょう。
住宅ローンの節約
住宅ローンも節約が可能です。
もちろん、ローン契約を結ぶ前に節約をしておかなくてはなりません。
当然のことですが、ローン金額を減らそうとすれば、総経費を減らすことになります。
登記を自分で行うことにして、登記手数料をその分安くしてもらうとか、銀行斡旋の火災保険ではなく、会社経由で斡旋されている共済制度などで同種の保険があれば、そちらの方が安価な掛け金になるので、会社の福利厚生面を事前に調べておくのもよいでしょう。
登記と火災保険、これだけで40万円ほどは総経費を削減することができます。
また、住宅ローンの借り入れをして、その後ローンの返済が苦しくなったら、まず金融機関に相談しましょう。
貸し倒れされるよりは、改めてローンを組みなおして、確実に返済が滞りなく行われる方が、銀行にとっても有益なので、多少金利は高くなることがあろうとも、月々の負担を軽減することも実践してみましょう。
まとめ
住宅に関する経費は、一般的に「節約できない」と考えてしまいがちですが、今回ご紹介した方法で十分節減が可能です。
一種の交渉術は必要になるものの、「払いたいけど払えない」ではなく、「ここまでなら払える」と素直に申し出て、また状況が改善したら元の金額を払うつもりがあると、誠意のある姿勢で臨めば問題はないでしょう。