今やネットで調べれば、たくさんの節約ネタが集まる現代。
なんだか見たことがあるものばかりだし、本当に自分に合っているのかどうなのか・・・。
そこで、昔から使われている便利な節約術が今でも役に立つんではないか? と思い、おばあちゃんたちに聞いてみました。
すると、わんさか出てくる目からウロコ的「節約術」・・・。
今回は、ゴミになってしまうもので活用した節約技をご紹介します。
特に新聞紙は「そのまま捨てるなんてもったいないわ! MOTTAINAI!」とものすごい圧で話されるほど、いろんな使い道があってビックリ!
【新聞紙を使った節約術】
(1)野菜をくるめば、鮮度が保つ
冷蔵庫がない時代だったころは食材の保存に大活躍。
ほうれんそうなどの青菜や青ネギなどを冷蔵庫に入れるとき、新聞紙をくるんでおくだけで、乾燥が大幅にしばらく鮮度が保てます。冷蔵庫にいれられずに大根や泥ネギを保存しておくときも同様に新聞紙で包んでおくのも◎。
(2)新聞紙が砥石に。切れなくなった包丁が復活
包丁が切れ味が悪くなった・・・、でも砥石なんてない・・・。
そんなときは新聞紙がかんたん砥石に早変わり!
新聞紙をA4サイズぐらいにし、3~4枚をきつく巻いて棒状にします。
次に、先端をハサミで切って、まっすぐにし、先端を水で濡らしましょう。
これで準備OK。
クレンザー(もしくは食器洗い洗剤)を塗った包丁の峰から刃先に向けて、新聞紙の棒の濡れた先をこすりつけます。
たったこれだけで、切れ味が復活しますよ!
(3)てんぷらなどの揚げ物の油切りに
揚げたあとの処理って大変なんですよね。
そこで、3・4枚まとめた新聞紙を蛇腹に折ってからお皿やパッドの上に敷き、揚げたものを置きましょう。キッチンペーパーだと油が染みこんで受け皿までベタベタになりますが、新聞紙だとに油がしたたりにくく、とっても安心!
(4)食器のしつこい油落としに
ソースやカレーなど、お皿についたしつこい汚れは、手のひら大ぐらいに切った新聞紙でサッとふいておけば、後始末がとっても楽になります。
排水溝の生ゴミが溜まらず、ティッシュなどの余計な紙を使わないので経済的です。
(5)新聞紙のインクはガスコンロの汚れを落とす!?
飛び散る油、調味料、吹きこぼしなど、使う度に必ずと言っていいほど汚れてしまうガスコンロ。新聞紙は、吸収力もよく油を吸ったり、油汚れを拭くのに最適ですし、束ねてそばに置いておけば、汚れたときにさっと拭けます。インクが汚れを落とす効果も。
ちなみに、窓を濡れたぞうきんで拭いたあと、新聞紙で拭くのも効果的です。
(6)使い終わった油のゴミ出し容器に
揚げ物などに使った油の処理はどうしていますか? 固めて捨てるアイテムを使って処理することが多いと思いますが、意外に大変。
そこで牛乳パックにちぎった新聞紙を詰め、その中にゆっくり油を入れて口をガムテープでしっかり閉じれば、「燃えるゴミ」として処分できます。
(7)風呂のあかとりと保湿に
お風呂のお湯、何日か追い炊きをしながら入るもの。できるだけキレイなまま保ちたいですよね。
そこで、お湯の表面に広げた新聞紙を浮かべてみてください。浮いたあかを吸い取ってくれますし、保温にもなるのでいうことなし!
(8)雨・・・。新聞紙で室内干しは早乾き!
乾きが悪い「室内干し」。
広げた新聞紙をクシャクシャにして室内に干した洗濯物に置いてみて。新聞紙が湿気を吸収して洗濯物が早く乾きます。ビックリ!
(9)カーペットや畳の下に敷いて賢い除湿
大掃除でカーペットや畳を新しく変えたり、敷きかえる際、下に新聞紙を引くのがオススメです。
湿気を取ってくれるだけではなく、痛みを抑え、保湿効果もあります。
※ただしフローリングのご自宅はインク移りに注意が必要です。
(10)靴のなかの湿気取りに
雨のなかにはいたあとの靴は手入れしても、まだ湿っているもの。そんなときは靴の中にちぎって丸めた新聞紙をつめておきましょう。乾きが早くなりますし、保管にもピッタリです。
【牛乳パックを使った節約術】
(11)カレーの保存にとっても便利
カレーの保存ってジップロックが多くないですか?
そしてルーがこびりつき、そのままゴミ箱に・・・。
そんなカレーの保管に役立つのが牛乳パックなんです。
牛乳パックの上部をカットして、筒状にし、四隅に切り込みを入れておきます。
そこへカレーを注ぎ、切り込んだ部分を折りフタにし、あとは輪ゴムなどでとめるだけ。
そのまま電子レンジで温めることもできるので、とっても便利
(12)肉や魚のまな板に早変わり
魚やお肉をまな板で切るとき、臭いなどが付いてしまうのを気にしちゃうもの。
キレイに洗って乾かした牛乳パックを平に切り開いて、まな板の上に敷いて調理してみてください。
臭いもつかず、汚れもほとんどつかない。しかも、パックごとゴミ箱に捨てるだけで、まな板はほとんどキレイなままで手間がかからない!
(13)クラッシュアイスやロックアイスでおしゃれにお酒を
今や、家で飲み会をするときはコンビニや酒屋で氷を買うことがほとんど。
しかし、牛乳パックを使えばオシャレな氷を作ることもできちゃいます。
牛乳パックの上部を切って、水をいれて凍らせればブロックアイスのできあがり。
さらに、金ずちでパックをたたけば、クラッシュアイスに。
ちょっと難易度が上がりますが、ブロックアイスを包丁でたたけば、ロックアイスのできあがり。
【ペットボトルを使った節約術】
(14)ペットボトルでパスタを保管
スパゲッティなどは慣れていない分量が多すぎたり、少なすぎるもの。
そこで、1.5Lか2Lのペットボトルにパスタを入れておき、口から一度で出てくる量がちょうど一人前(80~90g)に。
フタを閉じればそのまま立てて保存もできるので、省スペースにもなるのです。
(15)トイレのタンクの水を節約
トイレを流す際に一度に使う量はだいたい5L~6Lとなっています。節水タイプのトイレでなければ水を入れた1L~1.5Lのペットボトルをタンクの中に入れましょう。その分節水できます。
(16)植物に自動水やり
植物を自宅に置いている方は、旅行に出かけるときなど、水やりに困ることも。
でも、市販の自動の水やり器はちょっとお値段が高い・・・!
そんなときは、キャップのフタに小さい穴をあけたペットボトルに水を入れます。
それを逆さにして土に指しておくと、簡易の自動水やり器に早変わり。
最後に
実は、まだまだあったんですが、やむなくカットしたものも・・・。
なかには「テレホンカードでサビを落とせる」など、逆にテレホンカードを手に入れるほうが大変なので割愛!というものも・・・(笑)。
やはり、おばあちゃんたちは基本的にどんなものでも最後まで有効に使う、大事に使うという節約精神がダテではありませんでした。
他にも野菜の保存方法など、とっても役立つ節約情報も聞けたりしたので、それはまた別の記事に・・・。
では、また!