定年退職を機会に、若い頃から趣味としていた写真撮影を復活させようと、デジタル一眼レフカメラを購入して再開しました。
現役時代には仕事が忙しく、いつしかイベントで家族や親族の写真を撮る程度で、趣味として撮影行するなどと言う事からは遠ざかってしまっていたのです。
定年退職し毎日が日曜日状態になると、同好の仲間と楽しむ事もでき、一人でも楽しめる趣味を持つ事は絶対に必要です。
カメラや写真撮影はこうした条件を満たす上に、ベストショットを求めて郊外を歩いたりする機会も増え、ウオーキングにもなり健康にも良い趣味です。
そんな趣味を楽しんでいる中で、テレビの情報番組で自分で撮影した写真を売る事が出来るサイトがある事を知り、日本最大級のストックフォトサイトであるPIXTAに登録しました。
所定の事項を申し込みフォームに記載し、常識的なネットや写真に関するテストに合格すれば登録完了で、思っていたより簡単に申し込みが完了しました。
次のステップとして、毎月サイトが指定した枚数を限度に写真をアップする事が可能になります。
このアップ可能枚数は、下記の審査でのOK比率などを勘案し、徐々に枚数が増え、通常では数か月内に50枚/月までアップ可能となります。
写真の審査はサイトの写真のプロが、商用利用がメインのストックフォトサイトのテーマとして適切か、写真品質として一定水準以上かが審査され、OKなら写真がアップされる仕組みです。
写真を審査に出すべくアップする時に、タイトルとキーワードのタグをいくつも付けます。
購入希望者がキーワードを入力すると、そのキーワードを付した写真が多数表示され、そこから購入者が好みの写真を選べるようになっています。
このキーワード毎にアップされる写真の順番としてサイトのおすすめ順と言うのがあり、最初はこれで上位にアップされる事を目標にして取り組んでいました。
プロやセミプロが多数利用しているストックフォトサイトで、素人の趣味の写真は簡単には売れませんが、それでもストックが500枚程度になった時に初めて写真が売れ、1000枚を超えた頃からはコンスタントに月数枚は売れるようになりました。
3年目にして稼ぎは年間2万円程度となりました。
副業とは言えませんが、趣味として楽しみながら小遣い稼ぎができ、フォトコンに入選するのと同様に趣味の励みともなっています。
写真販売と表現して来ましたが、著作権は購入者には渡らず、使用権を販売しているため、長く続けているとどんどんストックが増え、アップ作業をしない期間があっても、ストックの写真が売れれば、不労所得の様に収入を得続ける事が出来るのも特徴です。
スマホのカメラで撮影したものはアップNGのため、スマホからデジタルカメラに替えて普段の様に撮影し、気軽にアップすれば思わぬ小遣い稼ぎができるかも知れず、本格的に趣味とされている人以外にもお勧めです。