熱帯魚などの観賞用のエビを育てて、それを熱帯魚ショップやオークションで販売することで、比較的簡単にお金を稼ぐことができました。
これは一度に高額なお金を稼ぐことができるわけではありませんが、誰にでも楽しみながら養殖することが可能ですので、趣味を兼ねたお金稼ぎとして効率としては良いと思います。
観賞用エビを楽しみながら育てて稼ぐ
まず、エビというのはミナミヌマエビという、ごくごく小さい1cmほどのエビの仲間です。
ミナミヌマエビというエビ自体はだいたい50〜100円ほどで購入できますが、これを品種改良したものはさらに高額で取引されます。
レッドチェリーシュリンプは1匹およそ100円代と少々高いですが、ミナミヌマエビの派生なので、比較的繁殖が楽です。
初めては私もこのエビを育てていました。
ブラックダイヤモンドシュリンプやターコイズシュリンプなど、レッドルビーシュリンプという濃い体色をしたエビを青や黒に品種改良したものは一匹で5,000円を超えるものもありますが、失敗すると精神的ダメージが大きいので、まずはミナミヌマエビやレッドチェリーシュリンプなど比較的安いエビで慣れてからトライしましょう!
エビの繁殖について注意点
繁殖ですが、繁殖それ自体は雄と雌がいれば、さほど難しくありません。
エビというのは環境としては水槽と空気をおくるエアレーターさえあれば生活できるので、実際1,000円程度で用意することも可能です。
用意するもの
大きく分類すると下記6つに別れます。
入れ物となる容器
虫カゴでもOKですが、土を入れるのでなるべく底が深いのを選びましょう。
エアレーション
いわゆる酸素ポンプ。エビは酸素が好きなので、酸素を欠かさないようにしましょう。
安いエアレーションで十分です。
ヒーター
水温はなるべく一定に保つようにしましょう。
特に冬は飼育部屋が寒いと水温も下がりやすいのでトラブルになりますので注意です。
土
ソイルという土はあったほうが良いのですが、新品のソイルをいきなり入れてしまうと、水質の変化についていけないこともあるので、投入前によく洗い流したりする必要はあります。
エサ
エビはコケなどもエサにするので、100円ほどで購入できる藻や水草を入れておいたり、コケのある水槽にいれるだけでも勝手に何かしら食べて成長しますので、エサにお金を割くことはあまりありません。
逆に入れすぎると、有害なコケが発生してしまうので注意です。
ライト
真っ暗な部屋では活動しません。卵を産ますためにも、最低6時間以上は照らしてください。
その他についてはネットで飼育方法について細かいことが書いてありますので、興味を持たれた方は検索してみてください。
他にもたくさんありますが、まずは上記6つを心がけていれば、よほどのことがない限り、定期的に卵を蓄えて増えていきます。
もともと卵を抱えているエビを購入することもいい方法だと思います。
熱帯魚ショップなどで店員に頼むと、とくに問題なく選んだエビを購入することができると思いますので、その後は卵がかえり増えるのを待つだけです。
初心者がやってしまいがちな失敗
気をつけなければならないのは、エビはエビだけの水槽で飼育すること。
エビはサイズが小さいので、他の観賞魚からみれば格好の餌になります。
食べられては本末転倒ですね。
レッドルビーシュリンプも、レッドチェリーシュリンプも、同じミナミヌマエビの派生なので同じ水槽で飼育、繁殖を試みてしまうと、生まれたてのエビがどの品種かがわからなくなってしまいます。
基本、1つの水槽には1つの種類のエビを飼育するようにしましょう。
エビの数が増えたら売ってみよう
数が増えてきたら、ヤフーオークションや楽天オークション、最寄りの熱帯魚ショップで売ってみましょう!
なお、オークションで売る場合は、購入されたエビの数に小さいエビを数匹足したものを送るのが望ましいです。
配送中に死んでしまったエビがいると購入者との間に問題が生じることがありますので、信用を損なわないためにも先行対応していきましょう。
信用は戻ってきませんので大事です。
まとめ
熱帯魚を楽しみながら、お金を増やしていきましょう!