ミズナの特徴・育て方・栽培方法・コツ・家庭菜園について

ミズナは関西では古くから親しまれている京野菜で、キョウナ(京菜)ともよばれます。最近では全国にも広がっています。寒さに強く丈夫なので、ビギナーさんにも育てやすい野菜です。

味にクセがないので、小さなうちに収穫すれば、サラダなど生で食べられます。大きな株に育てると、鍋の具材や漬け物にして楽しめます。葉ものの少ない冬の時期に収穫できる、うれしい野菜です。

ミズナの特徴

アブラナ科の野菜で、ビタミンA、C、カルシウムが多く含まれています。9~10月にタネをまき、12月頃から収穫します。水気のある土を好みますが、栽培後半は湿度を嫌うので、水のあげ方に注意が必要です。

ミズナの栽培時期

【タネまき】9月~10月
【収穫】12月~3月
【栽培の適温】15~25℃

ミズナの土づくり・育て方・収穫方法・コツ

ミズナを育てる土づくり

ポイント
・土をたがやして堆肥(たいひ)をいれる(タネまきの3週間前)
・石灰を入れて酸性度を6.0~6.5pHに調整する(2週間前)
・肥料をいれる(1週間前)

ミズナは、保湿性があり養分の多い土を好みます。タネまきの3週間前に堆肥(たいひ:土の養分)を全面にまいて、30cm以上の深さまでたがやします。堆肥の量は、袋に書いてある量を参考にします。一般に牛ふんや鶏ふんは、1㎡あたり2~3kgが目安です。

土壌が酸性だと病気が出やすいので、タネをまく2週間前に、有機石灰や苦土石灰(くどせっかい:アルカリ性の資材)をまき、酸性度(pH)を調整します。土の酸性度の目安はpH6.0~6.5です。酸性度は、測定器や測定紙などではかることができます。

堆肥と石灰を一緒にまくと、土が固くなることがあるので、時期をずらしてまくのがポイントです。

植えつけの1週間前に肥料を入れます。肥料とは野菜のための養分で、牛ふんや「ボカシ肥」がおすすめです。ボカシ肥は、油かすや米ぬかなどを発酵させた肥料で、野菜を育てるために必要な栄養分が多く含まれています。

土づくりのコツは>>こちらも参考にしてくださいね。

【保存版】家庭菜園のコツ 「よい土」づくりの方法を徹底解説!

畝(うね:野菜を育てる盛り土)は、幅80cm、高さ10㎝ほどで作っておきます。

ミズナのタネまき・コツ

ポイント
・タネをまいたら水をたっぷりあたえる
・サラダには小さい株、鍋には大きい株で収穫する

【小さな株の場合】
タネの間を1~2cmあけて1列にまきます。列と列の間は20cmほどあけて、2列にします。まいた後は、1㎝ほど土をかけて上から軽く押し、たっぷり水をあげます。

タネは一列に、タネの間は1~2cmあける

本葉が1~2枚のころに、株の間が2cmになるよう間引きをします。本葉が3~4枚になったら、株間が5cmになるように間引きます。

本葉が3~4枚になったら、株の間を5cmになるよう間引く

【大きな株の場合】
株と株の間を30~40cmあけて、1ヶ所に3~4粒ずつタネをまきます。本葉が1~2枚のころに2株を残して間引き、本葉が4~5枚になったら、元気な株を1株を残して残りを間引きします。

本葉が4~5枚に育ったら、1株を残してあとは間引く

アブラナ科のミズナは、モンシロチョウやコナガなどの被害にあいやすいので、注意が必要です。青虫を見つけたらすぐに取り除く、ネットをかぶせるなどの対策をします。

害虫対策にネットをかぶせると安心

追肥・土寄せ

タネをまいてから1ヶ月ほどしたら、肥料を追加します。株と株の間、株の列の間にそれぞれ肥料をまきます。

その時、苗が倒れないように株元に土を寄せて固定します。成長する時期なので、土が乾いているようなら水をあげましょう。

タネまきから1ヶ月ほどしたら、株の間と列の間に肥料をまく

ミズナの収穫方法

11月に入り気温が下がってくると、株が大きくなります。霜にあたると株が傷むので、ネットやビニールトンネルなどで霜よけをすると安心です。

サラダ用の小さい株の場合は、丈が15cmくらいになったら収穫時。大きい株の場合は、30~40cmが目安です。根元をハサミや包丁で切りとるか、根ごと引き抜きます。大きな株は、いくつかの株に別れているので、株分けして少しずつ収穫することもできます。

12月から翌年の1月ごろまで収穫を楽しめます。

株丈が15cm~になったら収穫時期

家庭菜園でミズナ作りにトライしてみましょう

野菜が少ない冬の時期に採れるミズナは、食卓の強い味方です。比較的育てやすく、大きな株になるので、収穫の喜びもまた大きいもの。ぜひ、ミズナづくりにトライしてください。

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