仮想通貨Raiden Network (RDN)ライデンネットワークとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。

こんにちは。ノマド・若(ワーカー)です。イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決!?Raiden Network(RDN)ライデンネットワークをネトビジ!で大解説。今後の業界予測も必見です!

ノマド・若

Raiden Network (RDN)ライデンネットワークとは?

通貨名 Raiden Network Token
通貨略称 RDN
公開日 2017/11/09
時価総額 ¥12,7億JPY (2018年5月5日時点)
時価総額ランキング 158
発行上限 100,000,000 RDN
公式サイト Raiden Network
Raiden Network Twitter Raiden Network Twitter

Raiden Network (RDN)ライデンネットワークは、時価総額ランキング2位の仮想通貨である
イーサリアムのプラットフォーム上において構築されているRaiden Networkのトークンであり、

イーサリアムのスケーラビリティ問題の解決を目的としたプロジェクトです。

またRaiden Networkが実装されることで、低コストで超高速な支払いが可能になり、

様々な分野において利便性が高まることが予測されます。

イーサリアムについてよくご存じでない方は先に下記のリンクをご参照ください。
仮想通貨Ethereum(ETH)イーサリアムとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。仮想通貨Ethereum(ETH)イーサリアムとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。

それではRaiden Networkの特徴を詳しくみていきましょう!

Raiden Network (RDN)ライデンネットワークの特徴は?

イーサリアムのスケーラビリティ問題を解消する

Raiden Network (RDN)ライデンネットワークを利用すると

イーサリアムのスケーラビリティ問題を解消し、取引の高速処理を可能にすることができます。

スケーラビリティ問題とは
 イーサリアムのブロックサイズがボトルネックになって、1ブロックに書き込めるトランザクションの数が限られ、データ処理速度が遅くなるので、送金に時間がかかってしまう問題

仮想通貨は基本的に、行われた取引がブロックとして記録されていくことで決済が行われますが、

市場の拡大とともに行う取引も大幅に増大し、取引の時間に遅延が生じるようになってきました。

これを解決するためにRaiden Networkは最初のチェーン作成時と最後のチャンネル終了時にだけイーサリアムのブロックチェーンにアクセスして、

その他の取引はブロックチェーンを使わずに決済を行うというシステムを導入しています。

これはオフチェーン技術と呼ばれていて、下の図のようなイメージになります。

つまりイーサリアムブロックチェーンに始めと終わりの2回だけアクセスすることにより、

取引量を大幅に減らしてスケーラビリティ問題を解決するとともに決済スピードを加速させるという事です。

Raiden Networkはビットコインにおけるライトニングネットワークに似た仕組みを持っています。

ライトニングネットワークについて知りたい方は以下のリンクを参照ください。
参考 ライトニングネットワークとは?ビットコインの少額支払いを可能にする最新技術を解説!CoinOtaku

マイクロペイメント(少額取引)に向いている

Raiden Network (RDN)ライデンネットワークではオフチェーン技術の活用により、

チャンネルの開設時と終了時にのみイーサリアムブロックチェーンにアクセスするという構造を持ち、高速決済が可能で取引手数料も安くなります。

実際ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を少額取引しようとしても、一回の取引に対して定額で数十円から数百円の手数料を取られてしまい、

売買した仮想通貨よりも手数料の方が高額になってしまうといったことが起こることがあります。

Raiden Network (RDN)ライデンネットワークはそんな問題を解決できるマイクロペイメントに適した仮想通貨と言えるのではないでしょうか。

手数料は2種類

Raiden Network (RDN)ライデンネットワークには「プロトコルレベル手数料」と「プリフェラル手数料」の2つが存在します。

プロトコル手数料とは、各チャンネルの開閉時に支払う手数料を指します。

この手数料は比較的少額であり、マイクロペイメント(少額決済)を目的としたRaiden Networkと相性がいいといえます。

もう一つの、ペリフェラル手数料はネットワーク内で提供される種々の有料サービスを利用する場合にかかる手数料を指します。

これはRaiden NetworkのトークンであるRDNで支払う必要があるため注意が必要です。

Raiden Network (RDN)ライデンネットワークの運営団体は?

Raiden Network (RDN)ライデンネットワークはBrainbot Technologyという企業によって運営されているオープンソースプロジェクトです。

Brainbot TEchnologiesはまだ実装段階ではないRaiden Networkの簡略化版として、

開発者向けにµRaiden (マイクロライデン)を提供し、

Ropsten testnetにおいて実装されています。

µRaidenは二者間のマイクロペイメントに使うことができますが、Raiden Networkの簡略版であるゆえ、

現在は各チャンネルは片方向へのやり取りにしか使えず、双方向性はありません。
(たとえばAさんとBさんの2人が相互に送金取引をするには、「AからBに送金するチャンネル」と「BからAに送金するチャンネル」の二つのチャンネルを必要としてしまいます。)

Raiden Network(RDN)ライデンネットワークのチャートは?

Raiden Network(RDN)ライデンネットワークは2017年11月の上場からその価格を2倍以上に増やしています。

Raiden Network(RDN)ライデンネットワークの将来性は?

Raiden Network(RDN)ライデンネットワークはイーサリアムのボトルネックとなっているスケーラビリティ問題の解決に取り組んでいるということで重要なプロジェクトと言えます。

しかしながら現状ではまだ実装までには至っておらず、

実用化がいつになるかは不明のようです。

現状、基本的なコンセプトは実装完了していて、μRaiden(マイクロライデン)は実用化レベルに達しているものの、

安定性を保証できるまで本格的な利用まで道のりは長いのでしょう。

しかしながら、下の画像のようにイーサリアムの市場普及を促す企業連合EEA(Enterprise Ethereum Alliance)には現在多くの大手企業が参入しています。

日本からは三菱UFJやトヨタなどが参加していること分かりますね。

巨額の資本を持つ外資系金融機関であるJ.P.MorganやMicrosoftなども参加しているため、

これらの企業が本格的な支援に回れば、開発費用の支援も手厚いものになる可能性は高く、

イーサリアムに付随するRaiden Networkの開発も加速していく可能性も高いので、

長期保有をする目的で購入するのはありではないでしょうか?

Raiden Network(RDN)ライデンネットワークはやめるべき?

将来性が期待できるRaiden Networkですが、イーサリアムの動向に完全に依存しているという事には注意すべきでしょう。

イーサリアムはすでに書いた通り、時価総額は仮想通貨の中で2番目で認知度も高く、多くの企業からの支援も受けていますが、

過去にはThe DAO事件において45億円規模のイーサリアムがハッキングによって盗まれた事がありました。

現在は脆弱な部分を強化するなどして対策は行われているようですが、

イーサリアムの市場価値が下がれば当然連動しているRaiden Networkも大きな影響も受けますので、

イーサリアムの最新の動向には注意すべきでしょう。

Raiden Network Token(RDN)ライデンネットワークはどの取引所、販売所で買うの?

日本国内においてRaiden Network(RDN)ライデンネットワークを取り扱っている取引所は、残念ながらありません。

ネトビジ!では取引高が世界一位の取引所のBinance(バイナンス)をオススメしています。
残念ながら、Raiden Network(RDN)ライデンネットワークは国内取引所には上場していませんが、Binance(バイナンス)は日本語対応もしており、使い方も非常に簡単です。

最近落ち着いてきたビットコインだけでなく、勢いのあるアルトコインに投資してみたいと思っている方にもぴったりの取引所ですので、投資機会を失う前にぜひ口座開設をしてしまいましょう!!
ハッキングの恐怖に晒されたくない国内のCoinCheckユーザーのみなさんもこの機会に、海外へ進出してみるのはいかがでしょうか?