仮想通貨Monero(XMR)モネロとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。

こんにちは。ノマド・若(ワーカー)です。今回取り上げるMoneroは高い匿名性を持ち、時価総額ランキングも10位台と人気の通貨です。しかし高い匿名性の理由をご存知の方は少ないのではないでしょうか?今宵はそんなMonero をネトビジ!で大解説いたします。今後の業界予測も必見です!

ノマド・若

Monero(XMR)モネロとは?

通貨名 Monero
通貨略称 XMR
公開日 2014/5/21
時価総額 ¥43B JPY(2018年4月20日時点)
時価総額ランキング 11
発行上限 18,400,000XMR
公式サイト Monero
Twitter Monero Twitter

Monero(XMR)モネロは高い匿名性と高速取引が可能な仮想通貨として人気の仮想通貨です。

現在は下がってしまったものの、現在も時価総額ランキング11位であり、人気の通貨と言えるでしょう。
リング署名を実装した「CryptoNight」というアルゴリズムと、ワンタイムリング署名方式の採用など
特徴がいくつか存在します。
それでは詳しく見ていきましょう!

Monero(XMR)モネロの特徴は?

高い匿名性を実現するCryptoNightを活用

ビットコインは公開帳簿になっており、ブロックチェーンの仕組みによって、

どこのアドレスからどこのアドレスへ、いくら送金したのかという取引情報を誰でも閲覧が可能です。

アドレスから個人を特定することは不可能ですが、どのアドレスがいくら支払ったのか(受け取ったのか)などの

取引情報は第三者に知られる事は避けられません。

モネロでは、「CryptoNight」という匿名性に特化したアルゴリズムを採用し、

「CryptoNote」「ワンタイムリング署名」という高い匿名性を実現する技術を用いることで、

取引履歴からのアドレス特定を非常に難しくしています。

ではCryptonoteとワンタイムリング署名について詳しく説明いたします!

・CryptoNote

「Cryptnote」はその機能として、閲覧用と送金用の二つの秘密鍵を持ち、

送金時にはワンタイムアドレスと呼ばれるアドレスを自動生成します。

文字通り一度きりのアドレス後から履歴を追うことができないため、

匿名性が高くなり、取引情報が守られるのです!

・ワンタイムリング署名

まずリング署名とは「送金・決済時に、複数人またはグループで取引情報の署名をすること」を指します。

リング署名においては、複数のグループが参加できるため、下の図の通り複数のグループを重ね合わせると、

中心に位置する署名を特定するのがより困難になり、

情報漏洩の危険性が下がります

そしてMoneroが独自で開発したのが前述のワンタイムリング署名というものです!

これはリング署名の方式に先ほど説明したCryptNoteにおけるワンタイムアドレスを付加させたものという事です、

Moneroのアドレスには「送信アドレス」と「閲覧アドレス」の二つが組み込まれており、

マスターキーとしての役割も担っています。

このマスターキーがワンタイムアドレスをランダムに生成し、そのアドレスに送金を行うという仕組みになります。

つまり「文字通り”ワンタイム”の使い捨てのアドレス」と「マスターキーを使ったランダムなアドレス作成」の

2つを組み合わせて、情報を守っているんですね!

これらの理由からMoneroは、ビットコインなどの他の仮想通貨に比べて

匿名性が非常に高いという特徴を持ち、追跡困難な安全な暗号通貨いわれています。

Moneroのハッキングにかかる費用が、ビットコインにおけるそれの約1,000倍ともいわれているようです。

セキュリティの高さには目を見張るものがありますね!

高速取引が可能

匿名性以外の特徴で言うと、Moneroの高速の送金処理能力が挙げられます。

ビットコインを引き合いに出すと、1つの取引が完結するまでに最長で10分かかることがあります。

しかしMoneroはそれを最長2分で完結させることができるので、かなりの取引速度と言えるでしょう。

またビットコインは現状、スケーラビリティ問題を抱えています。

ビットコインのスケーラビリティ問題とは、ビットコインにおけるブロックチェーンの

10分間で処理可能な取引内容(ブロックサイズ)が1MBに制限されている結果として起きている問題です。

1MBより大きいブロックは無効なものとしてネットワークから自動的に排除され、

その結果として、取引処理の遅延を引き起こしてしまうのです。

しかしMoneroはブロックサイズについて、特に制限を設けていないため、 取引の遅延が起こりにくいのです。

うまく差別化が図られていますね。

Monero(XMR)モネロの開発者は?

MoneroのトップはRiccardo Spagni氏(写真上)とFrancisco Cabaña氏(写真右)です。

Spagni氏はインフォマティクス・ロジスティクスを学んで、ソフトウェア産業および輸出入事業で成功を収めた後に、

2012年より仮想通貨のプロジェクトに参画し始めました。

Cabañas氏は物理学のPhDを所持し、2011年から仮想通貨事業に携わり始めました。

MONEROには30人以上の技術者が所属していますが、

オフィシャルサイトにはコアチームとして7人のメンバーの名前が記載されています。

彼らは本名でなくニックネームで呼び合うことを好むというユニークな特徴を持ち、

トップ以外の5名はニックネームのみが記載されています。

更なる躍進へ向かって開発に励んでいただきたいですね!

Monero(XMR)モネロのチャートは?

Monero(XMR)モネロの将来性は?

仮想通貨決済においてプライバシー保護は最重要です。

取引情報が漏洩されれば、それだけで仮想通貨への信頼が低下し、 普及速度が低下するとともに、需要が減退するからです。

そのような面で高い匿名性を売りにしたMoneroは市場に受け入れられ、

市場への登場から現在にかけて90倍以上に価格が高騰しているという事実から、

Moneroの高い匿名性が人々に受け入れられ、人気になっています。

将来性を鑑みると、技術の開発がさらに進めば、Moneroの未来は今よりもっと明るいのではないでしょうか?

Monero(XMR)モネロはやめるべき?

懸念すべき点としては、高い匿名性という性質によってMoneroが

マネーロンダリングダークマーケットにおいて取引が盛んに行われてしまっているという事です。

高い匿名性ゆえに、テロ組織や北朝鮮等がMoneroのマイニングを多く行っているという情報もあるため、

周辺諸国がMoneroを危険な通貨として警戒しています。

政府がMoneroをそのような理由で違法通貨として禁止した場合、一気に価値を失う可能性もあるので、

最新情報の動向には注意をして投資を行っていくべきだと考えます。

Monero(XMR)モネロはどの取引所、販売所で買うの?

日本国内においてMonero(XMR)モネロを取り扱っている取引所は、コインチェックしかありません。
国内のその他の仮想通貨取引所は、Monero(XMR)モネロの取り扱いについてあまり乗り気ではないようです。

ネトビジ!では取引高が世界一位の取引所のBinance(バイナンス)をオススメしています。
残念ながら、Monero(XMR)モネロはコインチェック以外の国内取引所には上場していませんが、Binance(バイナンス)は日本語対応もしており、使い方も非常に簡単です。

最近落ち着いてきたビットコインだけでなく、勢いのあるアルトコインに投資してみたいと思っている方にもぴったりの取引所ですので、投資機会を失う前にぜひ口座開設をしてしまいましょう!!
ハッキングの恐怖に晒されたくない国内のCoinCheckユーザーのみなさんもこの機会に、海外へ進出してみるのはいかがでしょうか?

オススメする理由はもう一つ。

現在、Monero(XMR)モネロのほとんどはBinance(バイナンス)を経由して購入されています。
もし今後期待感が高まれば、Binance(バイナンス),Bitfinex, Bitflyerなどの大手取引所への上場も大いに考えられます。
その際に上場益が得られるよう、まずは口座開設からスタートしてみてはいかがでしょうか。

Monero(XMR)モネロを購入して、共に億入り人を目指しましょう!

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