仮想通貨Golem(GNT)ゴーレムとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。

こんにちは。ノマド・若(ワーカー)です。あなたの手元にスーパーコンピュータも夢じゃない!?コンピュータリソースシェアリングを実現するGolemをネトビジ!で大解説。今後の業界予測も必見です!

ノマド・若

Golem(GNT)ゴーレムとは?

通貨名 Golem
通貨略称 GNT
公開日 2016/11/18
時価総額 ¥564億(2018年4月25日時点) JPY
時価総額ランキング 49
発行上限 1,000,000,000 GNT
公式サイト Golem
Golem Twitter Golem

 

Golem(GNT)ゴーレムは、「世界中のコンピュータリソースを共有することで、どこの誰でもスーパーコンピュータを使える環境」を作るために開発され、2016年11月に生み出されました。

スーパーコンピュータとは?
スーパーコンピュータ(英: supercomputer)は、科学技術計算を主要目的とする大規模コンピュータである。普及価格帯の計算機の性能では実行不可能な超大規模な計算処理が目的であり、それを実現するための特別な構造を備えたハードウェアやハードウェアに最適化されたソフトウェアを備える。
引用:Wikipedia

普通、個人がスーパーコンピュータを1日利用使用と思うと、何千万円という費用が必要になります。

1日利用で数千万円なのに、それを購入なんて普通の人は出来ませんよね?

しかしGolemのプラットフォーム上において各々のコンピュータの計算能力を世界中で共有することで、

コンピュータさえ持っていれば、
皆がスーパーコンピュータを利用できるようになります。

皆で共有して全体の効用を改善するというモデルは、日本でも話題になっている「シェアリングエコノミー」と似通っていますね。

ではそんなGolemの特徴を見ていきましょう!

 

Golem(GNT)ゴーレムの特徴は?

2種類のユーザーの存在

ゴーレムにおいては「プロバイダー」と「リクエスター」の二種類のユーザーが存在します。

プロバイダーとは「Golemのプラットフォームに持っているコンピュータの能力を貸し出す存在」です。

プロバイダーは貸したコンピュータ能力への対価として、通貨のGolem(GNT)を報酬として受け取ることができます。

プロバイダーとは反対にリクエスターは「Golemプラットフォームに繋がれているコンピュータの能力を借りる存在」であり、

プロバイダーに対してコンピュータ能力の使用対価としてプロバイダーに通貨のGolem(GNT)を支払います。

Golemは自身のプラットフォームと通貨を用いることで、

コンピュータリソースの需要者と供給者の取引を可能にしているのです。

P2Pネットワークの活用

Golemは世界中に存在するコンピュータをつなげるために、

P2P(Peer to Peer)ピア・トゥ・ピアネットワークを利用しています。

P2Pネットワークとは、「個人のコンピュータ同士が直接通信することができる通信方式」です。

これを利用することによるメリットは多く存在します。

まず、個人の通信を管理する特別な機能を持つコンピュータを使う必要がないため、

1つのコンピュータへの過度の負担が生じなくなります。

また特定のコンピュータに何かしらの不具合が生じて取引が行われなくなったとしても、

P2Pネットワークは個人間での通信なので、他の利用者への影響は皆無です。

クライアントサーバー方式よりもP2P方式を取り入れる企業や団体は近年増えてきているため、

今後も様々なフィールドでこの方式の利用は拡大されていくことでしょう。

誰でもソフトウェアを公開可能

Golemのプラットフォーム上には、誰でもソフトウェアを公開することができます。

プラットフォーム上のストアに開発したソフトウェアを掲載して、

それが利用されると報酬としてソフトウェア使用料を得ることができるという仕組みです。

誰でも公開可能と言いましたが、どんなソフトウェアでも公開可能というわけではありません。

利用者に害をなすようなソフトウェアを公開してしまったら、Golem自体の評価を下げることになるため、

ソフトウェアの内容については厳重な審査が行われ、審査を通過できないとストアに掲載されることはありません。

ソフトウェアの安全性についてもしっかり考慮されている点は評価に値するのではないでしょうか。

マイニングができない

Golemはイーサリアムのプラットフォーム上に構成され、マイニングはできません

つまりGolemを入手するためには取引所にて購入する以外の方法はありません。

Golemがイーサリアムのプラットフォーム上へ構成されている理由としては、

イーサリアムでは送金手数料を安く抑えられ、小額決済にも利用しやすいということが挙げられます。

少額の決済が多く行われるGolemにとって、うってつけのプラットフォームと言えるでしょう。

イーサリアムについて詳しく知りたい方は下記の記事を参照ください。
仮想通貨Ethereum(ETH)イーサリアムとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。仮想通貨Ethereum(ETH)イーサリアムとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。

 

Golem(GNT)ゴーレムの開発者は?

上の写真の方がGolemの設立者で現CEOのJulian Zawistowskiです。

ポーランドの出身で、ワルシャワ大学の経済学部を卒業したのち、国際政治経済の分野で博士を取得しています。

Golem以外にも6つの企業で働いた経験があり、日本における中央銀行の役割を担うポーランド銀行やポーランドの省庁での業務経験もあるようです。

彼はツイッターも活発に更新しているようなので、Golemについて気になる方は最新のツイートも要チェックです!

Julian Zawistowski Twitter

Golem(GNT)ゴーレムのチャートは?

Golemは市場に公開されてから、その価値を24倍に高めています。2018年の4月期現在では安定的に成長しているように見えます。

Golem(GNT)ゴーレムの将来性は?

ここまで書いてきたようにGolemが取り組んでいる仕組みを実現することができれば、

スーパーコンピュータ業界に革命的な影響を与える事は間違いないでしょう。

しかし実現までの道のりに課題が山積していることは事実です。

開発陣営もそれについては理解していて、更なる開発能力と年月が必要だとし、下の図のような全4段階のロードマップを作成しています。

実現されればGolemの価値はかなりの割合で高騰するでしょうが、やはりボラティリティが高く、安定的な成長が望める仮想通貨とは言えません。

価格高騰に期待して少しはギャンブルをしたいという方にとっては購入に値する通貨なのではないでしょうか。

Golem(GNT)ゴーレムはやめるべき?

先ほど述べたようにGolemには全4段階のロードマップがありますが、現在公開されているバージョンはまだ第一段階に当たります。

この第一段階のサービスのベータ版である「Golem Brass Beta」のローンチに至るまでに、

ICOでの莫大な資金調達から実に18か月の歳月がかかってしまいました。

第二、第三と段階を踏むごとに、必要とされる技術は高度のものとなるため、現在は実用的なコインであるとは言えません。

しかしポテンシャルはかなり高い仮想通貨であることも事実なので、今後の動向には十分注目すべきでしょう。

Golem(GNT)ゴーレムはどの取引所、販売所で買うの?

日本国内においてGolem(GNT)ゴーレムを取り扱っている取引所は、残念ながらありません。

ネトビジ!では取引高が世界一位の取引所のBinance(バイナンス)をオススメしています。
残念ながら、Golem(GNT)ゴーレムは国内取引所には上場していませんが、Binance(バイナンス)は日本語対応もしており、使い方も非常に簡単です。

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