ノマド・若
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IOTA(MIOTA)アイオータとはずばり?
通貨名 | IOTA |
通貨略称 | MIOTA |
公開日 | 2017/6/13 |
時価総額 | ¥3047億 JPY |
時価総額ランキング | 10(2018年7月15日時点) |
発行上限 | 2,779,530,283 MIOTA |
公式サイト | IOTA Website |
IOTA Twitter |
IOTA(MIOTA)アイオータとはずばり、
IoTデバイス向けに開発された仮想通貨で、
IoTの文字を使ってIOTAと名付けられています。
IOTAの特徴は送金手数料が無料ということと、
IoTデバイスで得られたデータの安全な送受信が可能であるということです。
それではIOTA(MIOTA)アイオータの特徴について詳しく見ていきましょう!
IOTA(MIOTA)アイオータの特徴は?
IOTA(MIOTA)アイオータは独自の台帳技術を採用している
これからお話するIOTAの送金手数料無料とデバイス間の安全な情報の送受信を支えているのが、
TangleというIOTAの独自技術です。
Tangleとは?
Tangleはビットコインなどの他の仮想通貨で利用されているブロックチェーンと似た分散型台帳技術である
Directed Acyclic Graph(DAG)を用いたIOTAの独自技術です。
要はTangleはIOTA版ブロックチェーンという認識で大丈夫です。
Tangleの特徴はなんといっても
IoTデバイス間の高速決済が可能である点です。
現在ビットコインの決済には10分以上の時間がかかってしまっているため、
大きな課題として認識されています。
ブロックチェーンの場合、取引の塊であるブロックがマイナーに承認されなければならないため、
決済に時間がかかってしまいます。
ビットコインによる取引が世界的に拡大している現在でさえ、
その速度は依然として10分程度というものになってしまっています。
またブロックチェーンは1つのブロックが生成されないと、
その先のブロックが承認されないため、ボトルネックが発生しやすくなってしまいます。
その一方で、Tangleは1つ前のブロックが承認される前に、
その前にあるブロックを承認可能な仕組みを持っています。
これにより、ブロックの承認速度がビットコインより速く、
迅速な処理が行えます。
Tangleを含むDAGでは、マイナーが取引承認を行うのではなく、
取引者が他の取引を承認する仕組みを取っています。
これにより、先ほどの1つ前のブロックが承認される前に、
それの前に存在するブロックの承認が可能になっています。
IOTAの独自技術Tangleはその名のとおり「もつれる」という意味合いで、
取引情報を直線でしか繋げられないブロックチェーンと異なり、
Tangleは取引情報が複雑に絡み合ってもつれた形で分散化され台帳技術なのです。
IOTA(MIOTA)アイオータは送金手数料が無料
IOTA(MIOTA)アイオータは手数料無料で送金が可能です。
これは先程紹介した独自技術Tangleの
マイナーではなく取引者が互いに承認を行うという仕組みによって実現しています。
ビットコインなど他の仮想通貨を考えた場合、
取引ごとにマイナーへの報酬として手数料を支払わなければなりません。
IOTAの場合、想定されているものは基本的にIoTデバイス間でのやりとりであるため、
頻繁に行う少額決済において手数料が毎回発生していては利用者数が増加しにくいというバックグラウンドがあります。
「もつれた」台帳技術Tangleにより、迅速な決済と無料の送金手数料が実現されているのです。
IOTA(MIOTA)アイオータはIoTデバイスで得られた情報の安全な送受信が可能
IOTA(MIOTA)アイオータでは、
IoTデバイスから得られたデータを安全に送受信可能です。
例えば、実際の例ではスマートティ化構想を掲げる台北市では、
気温・空気の汚染度などを計測するセンサーであるAirboxを市内各地に設置しています。
そしてIOTAを用いることで各Airboxから市内の空気データを収集し、そのデータを共有しています。
強固なセキュリティによる安全なデータの送受信により、
将来的には入れた分のガソリンを自動車が自動で支払ったり、
利用した分の電気代をエアコンが自動で支払うということが当たり前になるかもしれません!
IOTA(MIOTA)アイオータは様々な大企業と提携している
IOTA(MIOTA)アイオータは無料決済とIoTという掛け合わせを高く評価され、
その将来性に期待を持った様々な企業がIOTAと提携しています。
主な提携先企業は以下のとおりです。
- 富士通
- フォルクスワーゲン
- ボッシュ
各メーカーはIoTの発展による市場拡大・競争力の強化をIOTAの技術を用いて図ろうとしています。
どんな方でも1度は耳にしたことのあるこのような大企業が提携していることを考えると、
開発が行き詰まったり、突然中止されるといったことが起きる確率は極めて低いでしょう。
投資家としても信頼をもって購入できる通貨だと考えます。
IOTA(MIOTA)の懸念点は?
IoTとブロックチェーンの掛け合わせた他の大多数の仮想通貨と差別化を図っているIOTAですが、
懸念すべきは、IOTAが高機能過ぎるということです。
IOTAでは一般的なコンピュータで使われている2進法ではなく、
3進法が使われています。
これにより現状多く普及している通常のプログラムとのやり取りの効率は悪く、
普及には時間がかかるものと思われます。
またIOTAが採用している独自のハッシュ関数Curlを詳しく理解している研究者は多くないため、
もしIOTAで甚大な被害をもたらすバグやサイバー攻撃が発生した場合、
対処は非常に困難を極めるでしょう。
IOTA(MIOTA)アイオータのチャートは?
IOTA(MIOTA)アイオータは2018年1月に大きく価格が高騰しましたが、
その後下落し、現在は上場当初から比べて約3倍の価格で安定しています。
IOTA(MIOTA)アイオータの将来性は?
先に結論から言うと、IOTA(MIOTA)アイオータの将来性はあると言っていいでしょう!
鍵となるのはIoTの普及と競合通貨との差別化です。
近年の技術発展はめざましく、IoTという言葉を聞く機会もかなり多いように感じます。
第4次産業革命が現在進行形で起きている現在では、
IOTAの将来は明るいものと思えます。
ここでIOTAに競合するものが、ご存知の方も多いかもしれませんが、
イーサリアムクラシックという仮想通貨です。
イーサリアムクラシックは、
The DAO事件でスマートコントラクトの脆弱性を突かれたためにイーサリアムがハードフォークを行った結果、
イーサリアムから分裂して生まれました。
イーサリアムクラシックはスマートコントラクトを受け継いでいますが、
これだけではイーサリアムと差別化はできません。
そこで現在、イーサリアムクラシックが取り組んでいるのが、
IoT領域への進出です。
イーサリアムクラシックはThe DAO事件のようなハッキング被害を経験しているため、
そのようなことが二度と起こらないように、
高いセキュリティを保っています。
このセキュリティの高さを活かして、個人情報など極めてプライベートな情報を扱うIoT領域において、
高い地位を築こうとしています。
現状ではIOTAが先手を打っていて、優位性を保っていますが、
いつ開発の部分で追い抜かれるかは不明なため、
IOTAへの投資を考える際には、
イーサリアムクラシックの動向をしっかりチェックしておく必要があるでしょう。
IOTA(MIOTA)アイオータはどこで買えるの?
残念ながら、IOTA(MIOTA)アイオータを取り扱う日本の仮想通貨取引所は存在しません。
海外取引所では、
IOTAはBinanceやOKex、Bitfinnexで取引が行われていますが、
ネトビジ!では取引高が世界一位の取引所のBinance(バイナンス)をオススメしています。
Binance(バイナンス)は日本語対応もしており、使い方も非常に簡単です。
最近落ち着いてきたビットコインだけでなく、勢いのあるアルトコインに投資してみたいと思っている方にもぴったりの取引所ですので、
投資機会を失う前にぜひ口座開設をしてしまいましょう!!
ハッキングの恐怖に晒されたくない国内のCoinCheckユーザーのみなさんもこの機会に、海外へ進出してみるのはいかがでしょうか?
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