仮想通貨ICON(ICX)アイコンとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説

こんにちは。ノマド・若(ワーカー)です。今回は中国版イーサリアム!?ICON(ICX)アイコンを徹底解説していきます!

ノマド・若

ICON(ICX)アイコンとはずばり?

通貨名 ICON
通貨略称 ICX
公開日 2017/10/27
時価総額 ¥602億 JPY
時価総額ランキング 26(2018年7月15日時点)
発行上限 800,460,000 ICX
公式サイト ICON Website
Twitter ICON Twitter

ICON(ICX)アイコンとはずばり、

異なるブロックチェーンプラットフォームを結びつけ、

分散型ネットワークの構築を目指すプロジェクトです。

世間では独自のスマートコントラクト機能を持つことから、

韓国版イーサリアムと呼ばれることもあります。

ICONはブロックチェーン同士をつなぎ、新たなネットワーク社会を築いていくのでしょうか?

それでは具体的にICON(ICX)アイコンの特徴を見ていきましょう!

ICON(ICX)アイコンの特徴は?

ICON(ICX)アイコンは様々なブロックチェーンを繋げる

ICON(ICX)アイコンは独自のDEX(Decentralized Exchange)、

ICONEXと呼ばれる仕組みを使って様々なブロックチェーンをつなぎます。

DEXとは
DEXとは、Decentralized Exchangeの省略で、ブロックチェーン状において中央管理者が存在することなく、参加者が仮想通貨やトークンなどの取引を直接行う仕組みのことです。

上の画像のように、ICONが中心となり、

仲介役となることでブロックチェーンをリンクさせていきます。

これにより、ユーザーはICONEXを使うことで、様々なトークンを交換可能です。

ICONEXを使うことで、

中央管理者(例えば取引所)を介さずに、直接に取引を行えるため、

取引所のハッキングや倒産などといった事象により、

自分が所有している仮想通貨の紛失リスクを回避することができます。

またICONEXの取引処理速度は非常に速く、

1秒間に約9000もの取引処理が実行可能であると言われています。

ICON(ICX)アイコンは独自のスマートコントラクト機能を持つ

ICON(ICX)アイコンは最初に書いたとおり、

「韓国版イーサリアム」とも呼ばれるため、イーサリアムに代表されるスマートコントラクト機能を持ち合わせます。

スマートコントラクトとは?
スマート・コントラクト(Smart contract)とは、契約のスムーズな検証、執行、実行、交渉を意図したコンピュータプロトコルである。スマートコントラクトには第三者を介さずに信用が担保されたトランザクションを処理できるという特徴がある。

ICONの持つスマートコントラクトはSCORE(Smart Contract On Reliable Environment)というものです。

その特徴は以下のとおりです。

  • 安全性が高い
  • データのアップデートが簡単

安全性については、

SCOREは基本となるブロックチェーンプロセスから切り離された環境において、

スマートコントラクトを実行可能です。

またスマートコントラクトに不備があっても、

ブロックチェーンプロセスは正常に作動させることができます。

アップデートが簡単ということについては、

スマートコントラクトの記録内容の更新には、

通常データの移行が必要ですが、SCOREではその必要がありません。

安全性と更新の簡単さは、

他のスマートコントラクト機能を持つ通貨との大きな差別化要素となりうるのではないでしょうか?

ICON(ICX)アイコンはブロックの高速承認が可能なアルゴリズムを実装

ICON(ICX)アイコンはブロックの高速承認を可能にするため、

LFT(Loop Fault Toerance)というアルゴリズムを実装しています。

このアルゴリズムはブロックチェーンの分岐の確率を軽減することにより、

高速承認を可能にします。

ブロックチェーンの分岐会費のため、

LFTは信頼できるノード間でグループを作成し、合理的な合意を促進します。

ICON(ICX)アイコンはウォレットIDを提供する

ICON(ICX)アイコンはICONickと呼ばれる、

ICONネットワーク上で使用されるウォレットIDをユーザーに提供します。

ICONickは、いままで利用されてきた長く複雑なアドレスの代わりとなるもので、自分でIDを作成できます。

ICONickを利用することで取引の際の細かい手間を省くことができます。

ICON(ICX)アイコンはLINEとジョイントベンチャーを設立している

ICON(ICX)アイコンは、2018年5月14日にLINEとのジョイントベンチャーを設立したということが報道されました。

参考 Joint Venture between ICON and LINE: ‘Unchain’Medium

厳密に言えば、LINEの子会社であるLINE PLUS社とICONは合弁会社unchainを設立しました。

設立の目的は、LINEがこれから展開していくブロックチェーンサービスの開発強力です。

つまるところ、LINEのサービスに採用されるのは、

ICONのブロックチェーンであるということです!

いまやほとんどの日本人がなくてはならないツールとして認識されているLINEは、

アジアでも高いシェアを誇っており、LINEがブロックチェーンを実装するとなったら、

ICONのテクノロジーの普及・拡大は非常に現実味のあるものとなるでしょう!

ICON(ICX)アイコンのチャートは?

ICON(ICX)アイコンの価格は2018年1月に大幅に高騰した後、

現在は緩やかに下落傾向にあります。

ICON(ICX)アイコンの将来性は?

先に結論から言うと、

ICON(ICX)アイコンの将来性はあるが、期待のしすぎは禁物といった感じです。

ここまで書いてきたとおり、

ICONはあらゆる仮想通貨の橋渡し機能や独自のスマートコントラクト機能など、

市場での競争力が高い仮想通貨であるという印象を受けます。

また先ほどのLINEとの提携は、

LINEをほぼ毎日利用するひとりの日本人としては、非常に朗報ですし、

期待を膨らませてしまいます。

しかしながら現況のICONの価格は下落傾向ではありますし、

加えて韓国発の仮想通貨ということで、規制のリスクが強く存在します。

いままでの韓国における仮想通貨に対する規制を振り返ってみると以下のようになります。

  •  2017年9月29日 仮想通貨での資金調達、ICOを禁止
  •  2017年12月13日 法務省規制検討
  •  2018年1月18日 国内の仮想通貨取引所閉鎖の検討を発表
  •  2018年1月23日 無記名口座の禁止を発表

一例を挙げれば、2017年9月のICO禁止の発表により、

当時、特に取引量が多かったイーサリアムの価格を大幅に引き下げました。

2018年現在は、政府は仮想通貨の将来性を認め、

正常化の支援を行っていくという方針ですが、

いつそれがまた変わるか、予想するのは非常に難しいです。

投資は自己責任でお願いしますが、個人的にはあまり大きく期待しすぎずに、

余剰資産でICONに投資し、価格が高騰したらラッキー程度に思っておいたほうが、

良いのかなと感じます。

いずれにしろ、通貨としての将来性は明るいものと考えられるので、

ICONの今後の動向を注意して見ていきましょう!

ICON(ICX)アイコンはどこで買えるの?

日本国内においてICON(ICX)アイコンを取り扱っている取引所は現在ありません。

ネトビジ!ではその中でも取引高が世界一位の取引所のBinance(バイナンス)をオススメしています。

Binance(バイナンス)は日本語対応もしており、使い方も非常に簡単です。

最近落ち着いてきたビットコインだけでなく、勢いのあるアルトコインに投資してみたいと思っている方にもぴったりの取引所ですので、

投資機会を失う前にぜひ口座開設をしてしまいましょう!!

ハッキングの恐怖に晒されたくない国内のCoinCheckユーザーのみなさんもこの機会に、海外へ進出してみるのはいかがでしょうか?

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