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目次
Wanchain(WAN)ワンチェーンとは?
通貨名 | Wanchain |
通貨略称 | WAN |
公開日 | 2018/3/24 |
時価総額 | ¥778億 (2018年5月13日時点) JPY |
時価総額ランキング | 33 |
発行上限 | 210,000,000 WAN |
公式サイト | Wanchain Official |
Wanchain Twitter |
Wanchain(WAN)ワンチェーンは、2017年9月に発足した中国初の仮想通貨プロジェクトです。
Wanchainとは「性質が異なる様々なブロックチェーンに接続可能な分散型金融プラットフォーム」であり、
プロジェクトの目的は、銀行間の異なるシステムを繋ぎ、ローンや金利といった金融サービスのプラットフォーム構築をすることで、
金融分野におけるブロックチェーン開発を加速させることです。
Wanchainの機能を一言で表すのは難しいですが、
「異なるブロックチェーンに接続可能なイーサリアム」といったイメージで概ね間違いないでしょう!
それでは特徴を詳しくみていきましょう!
Wanchain(WAN)ワンチェーンの特徴は?
スマートコントラクト
Wanchain(WAN)ワンチェーンは、
イーサリアムに使われている技術として有名なスマートコントラクトを採用しています。
上記の説明の通り、契約がプログラムによって取引を執行されるため、
相手からの虚偽情報の申請に気をかけなくて済みます。
また、ブロックチェーン技術により、契約の実行履歴が全て公開・記録されるため、
透明性も高くなります。
また一般的に他者間取引を行う場合、取引相手の信用度を測るため、
第三者機関の仲介を利用することがありますが、
スマートコントラクトではプログラムに任せればよいので、それは必要ありません。
つまりスマートコントラクトを利用することで得られるメリットは以下の通りです。
- トラストレス
- 取引の透明性
- 仲介者の不在による手数料減
高いプライバシー性
Wanchain(WAN)ワンチェーンはスマートコントラクトを利用するため、
安くかつ安全に取引を行うことができますが、その秘匿性も非常に高いと言えます。
Wanchainにおいて用いられている秘匿性を高める技術は
- リング署名
- ワンタイムアドレス
- プライベートセンド
の3つです。
プライバシー性の高い仮想通貨として他にもMoneroやDASHなどがありますが、
それらについてもネトビジで既に取り上げたことがあるので、気になる方はチェックしてみてください。
仮想通貨Monero(XMR)モネロとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。 仮想通貨DASH(DASH)ダッシュコインとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。上の図のように、リング署名ではグループの中で署名を行うことで
送信元のプライバシーを保護できます。
具体的なトランザクションフローは下記のとおりです
Example: AからBへ、CからDへの送金
AとCがそれぞれ取引に署名するのではなく、
AとCの所属するグループの公開鍵を集めて署名を行う。
これにより誰が取引に署名したか(送金したか)が外部からは分からない。
・ワンタイムアドレス
ワンタイムアドレスとはその名の通り、一度のみの利用を想定されたアドレスです。
Wanchainでは受取先のアドレスが取引の度に変更されるため、
コイン受取先のプライバシーが保護されます。
例を挙げると下記のようになります。
Example:AからBへの送金
Aのアドレス⇒Bのアドレス
1度目の送金先:アドレス1
2度目の送金先:アドレス2
3度目の送金先:アドレス3
いずれもすべてBのアドレスだが、他者には
アドレス1、2、3であるという事しかわからない。
ワンタイムアドレスの機能はモネロという匿名性の高い仮想通貨にも利用されています。
詳しく知りたい方はこちらのリンクから!
以上のように紹介した技術を用いて、Wanchainは高いプライバシー性を担保しています。
・プライベートセンド
その他の送金情報と一度混合してから、自身の送金が受取人のアドレスに着金する仕組み
上記の説明より、プライベートセンドとは
「個人の支払ったデータを隠すことができるシステム」と言えます。
各取引が複数のインプットとアウトプットを包含することにより、
どのアドレスからどのアドレスに対して送金が行われたのかを隠すことができ、
取引の匿名性が保障されます。
具体的なイメージとしては送信側の情報を一度集めて
ミキサーでシャッフルしてから受信側へ送るといった感じです。
例をとるとこのようになります。
Example:AからBへ、CからDへの送金”
送信元であるAとBのコインであるWANをシャッフルし、しっかり混ぜ合わせた後、CとDへそれぞれが受け取るはずであった数量のWANを配布します。
プライベートセンドは匿名性の高い仮想通貨の一つであるDASHの持つ機能でもあります。
DASHについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
仮想通貨DASH(DASH)ダッシュコインとは?やめるべき?仕組み・買い方・チャート・将来性・オススメの取引所を解説。異なるブロックチェーンへ接続可能
Wanchain(WAN)ワンチェーンはクロスチェーンに対応しているため、
ビットコインやイーサリアムなどの他のブロックチェーンに相互に接続することが可能です。
クロスチェーンのメリットを例をとって説明します。
EXample:AはBTCで送金したいが、BはWANで受け取りたい場合
・クロスチェーン非対応の場合
Aの送金したBTCをBは受け取り、
その後B自身がBTCをWANに交換しなければならない。
・クロスチェーン対応の場合
Aの送金したBTCを、BはそのままWANで受け取ることが可能。
このようにクロスチェーンに対応することで、
送信側と受け取り側の相互の需要を満たすことができるのです。
Wanchain(WAN)ワンチェーンの開発者は?
Wanchain(WAN)ワンチェーンの開発者は画像左上のJack Lu氏です。
彼は北京大学とオハイオ州立大学を卒業したのち、ブロックチェーンの専門家になりました。
同氏は2014年には取引データのみならずドキュメントの管理も可能にする
分散型データ管理プラットフォームであるFactomも立ち上げました。
同氏のインタビュー動画がYoutube上にアップされていたので、気になる方はチェックしてみてください!
Wanchain(WAN)ワンチェーンのチャートは?
Wanchain(WAN)ワンチェーンは今年3月の上場から1.5倍以上その価値を伸ばしています。
Wanchain(WAN)ワンチェーンの将来性は?やめるべき?
[/youtube]2018年1月にWanchain 1.0は既にリリースされており、
6月にイーサリアムとのウォレット統合、
12月にはビットコインとのウォレット統合がロードマップ上で予定されています。
開発は順調のようですが、他の競合通貨の動向をしっかり見ないといけません。
まず他の仮想通貨をつなぐブリッジ通貨という点で、リップルと似ているのでは?と
感じられた方もいらっしゃるかと思います。
リップルとの差別化要素について言えば、やはりその「匿名性・プライバシー保護」という点で差別化できるのではと期待できそうです。
またスマートコントラクトを実行するという点で、
イーサリアムの方が使いやすいのでは?と思われた方もいらっしゃると思います。
確かにイーサリアムはプラットフォームとして様々なアルトコインが生み出されてきました。
しかしそれはつまり、プラットフォームの規格などを改善しようと思っても、
イーサリアムと連携する他の通貨の存在により、開発スピードが落ちるという事です。
Wanchainはその点、開発スピードが速いかつ、
イーサリアムにないクロスチェーン機能を持つため差別化は図れそうです。
これから購入を考える方は、6月にWanchain2.0がリリースされる予定なので、
様子見をしてから買うのもありなのではないでしょうか?
Wanchain(WAN)ワンチェーンはどの取引所、販売所で買うの?
日本国内においてWanchain(WAN)ワンチェーンを取り扱っている取引所は、残念ながらありません。
ネトビジ!では取引高が世界一位の取引所のBinance(バイナンス)をオススメしています。
残念ながら、Wanchain(WAN)ワンチェーンは国内取引所には上場していませんが、Binance(バイナンス)は日本語対応もしており、使い方も非常に簡単です。
最近落ち着いてきたビットコインだけでなく、勢いのあるアルトコインに投資してみたいと思っている方にもぴったりの取引所ですので、投資機会を失う前にぜひ口座開設をしてしまいましょう!!
ハッキングの恐怖に晒されたくない国内のみなさんもこの機会に、海外へ進出してみるのはいかがでしょうか?
Wanchain(WAN)ワンチェーンのウォレット
公式サイトよりウォレットをダウンロードしてください。
https://wanchain.org/product
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